今回は、キャバクラボーイが知っておくべき「接客マニュアル」をご紹介します!
「未経験でもキャバクラボーイの仕事ができるか不安…」という人や、「自分の接客に自信がない、キャバクラボーイとしての行動指針が知りたい」という人も、仕事の基本となる接客マニュアルを覚えておけば、お客さんに満足にしてもらえる接客ができるようになりますよ!
お客さんの来店前にキャバクラボーイが準備すること
まず、キャバクラボーイはお客さんが来店する前に、どのキャストが何時に出勤するかを確認したり、来客予定があるかどうかをチェックします。
また、各テーブルの水やハウスボトル、メニュー表などのセットも済ませておきます。水やハウスボトルの中身の残量も確認し、少ないものがあれば一度回収して満タンにします。
さらにボーイ自身の身だしなみも整えて、いつでもお客さんを迎え入れられる状態にしましょう。
ボーイ(黒服)の「みだしなみ」についてはこちらをCheck!!▼
接客マニュアル①【お客さん来店〜席へ案内する】
では、実際にキャバクラの営業中に使える接客のマニュアルをご紹介していきます!
お客さんにお迎えの挨拶をする
お客さんがキャバクラに来店すると、お店の入り口にいるボーイはインカムを使い、店内のボーイに来客を伝えます。
いつお客さんが入店してもいいように、店内にいるキャバクラボーイは、常にお店の入り口を意識しながら仕事をしましょう。
お客さんが入店したら、店内のボーイはすぐさまお迎えに行き「いらっしゃいませ!」と笑顔で元気良く挨拶をします。お迎えの挨拶は、入り口付近の1人だけでなく、その場にいる全員が「オウム返し」で行うのがポイントです。
お客さんの人数を確認する
次に、入り口のボーイは来店したお客さんの人数を確認します。
キャバクラの店内が混雑していると、来店したお客さんを通せないこともあります。店内にいるキャバクラボーイと連携をとりながら、お客さんをなるべく待たせないようにしましょう。
お客さんの手荷物を預かる
お客さんを席に通す前に、キャバクラボーイはお客さんの手荷物や上着を確認して預かります。
預かった手荷物や上着は所定の場所に保管し、伝票にハンガーの番号を書くなどして、お客さんが帰る際に誰が手荷物を渡す係になっても問題ないようにしておきましょう。
お客さんを席に案内する
ボーイがお客さんを席に案内するときは、お客さんの少し前につき、誘導するようにして歩きましょう。歩く速度はお客さんに合わせ、背後にいるお客さんと距離が開かないようにします。
また、店内に段差がある場合は「段差がございますので、お気をつけください」と声をかけ、階段の上りではお客さんの後ろにつき、下りでは前について席まで案内します。
おしぼりを用意する
おしぼりは、お客さんからの要望がない限り温かいものを渡します。
ですが、夏場は冷たいおしぼりでさっぱりしたいお客さんも多くいるため、気温に応じて臨機応変に渡せるようにしましょう。
指名の確認
お客さんに指名のキャストがいるかどうかの確認は、キャストを手配するため、素早く行いましょう。
常連のお客さんの指名キャストはなるべく覚えておくようにすると、お客さんからの信頼度が高くなります。
キャストを付ける
指名のキャストがいるお客さんには指名のキャスト、フリーのお客さんには待機中のキャストを付けます。
リピーターのお客さんが来店したときは、キャストにボーイが知っているお客さんの情報を共有しておきましょう。そうすることで、キャストが初めてそのお客さんを接客する際に、お客さんに合わせた接客を行えるようになったり、ドリンクや場内指名が狙えるかどうかを判断しやすくなったりします。
また、フリーのお客さんの場合は、その人の好みを見極めながら付け回しを行うようにしましょう。
キャバクラボーイの「付け回し」について詳しくはコチラの記事をCheck!!▼
【番外編】お客さんを席に案内できないときの対応
キャストが足りないなどの理由で、どうしてもお客さんを店内に案内できないときもあります。
そのような場合には「申し訳ございません、只今満席となっております。」とまずは丁寧に謝りましょう。そして、インカムを使って店内のボーイに混雑状況を確認します。
もう少しで空きそうなテーブルがあれば「あと〇分お待ちいただければご案内できますが、いかがでしょうか?」と声をかけ、お客さんからOKをもらえたら、店内の入り口付近へと誘導します。
待ち時間の間は、お客さんの指名のキャストを呼んで少しだけ会話させたり、ビールなどのドリンクを無料で提供する、といったサービスをして、お客さんが退屈しない環境作りをすることも大切です。
接客マニュアル②【オーダー〜時間終了まで】
次に、お客さんのオーダーを受けるところから時間終了までの流れを解説します!
オーダーを受ける
お客さんのご案内が終わったら、次はドリンクやフードの注文を伺います。
キャバクラの中にはメニュー表をテーブルに置いていないところもあります。そのようなキャバクラでは、事前にメニュー表を渡せる状態にしておきましょう。
フードやドリンクを提供する
フードやドリンクはトレンチを使って運ぶキャバクラがほとんどなので、なかなか使い慣れないという人は営業前などの空き時間で練習しておくとよいでしょう。
トレンチは左手に持ち、右手は空けておくのが正しい持ち方です。トレンチを両手で持って運ぶのは、見栄えが良くないためNGです。
アイス・灰皿を交換する
アイス(氷)は、キャバクラボーイがアイスペールに入れてテーブルに置いておきます。
アイスはお客さんのお酒を飲むペースによってはすぐになくなってしまったり、溶けてしまったりすることもあるので、こまめに減り具合を確認しなくてはいけません。
営業中は氷が入ったアイスペールをいくつか用意しておき、涼しい場所に置いておくと、すぐに交換することができます。
また、キャバクラでは吸い殻が1本置かれるごとに灰皿を換えるので、灰皿の量にも気を配らなくてはいけません。キャストがボーイを呼んで灰皿交換を頼むこともありますが、接客中のキャストに負担をかけないため、ボーイがこまめにチェックするようにしましょう。
タバコのおつかいに行く
キャバクラにいるお客さんのタバコがなくなったときは、ボーイがタバコの買い出しに行きます。
買い出しに行く際にはタバコの銘柄やタール数を間違えないよう注意し、一番近くのコンビニを利用しましょう。なるべく早くお客さんにタバコを渡せるようにします。
お客さんの要望に応える
キャバクラのお客さんは、ボーイに対して色々な要望を伝えます。買い出しや出前の注文、お客さんの暑い・寒いという要望に応えたり、時には「何か面白いことやってよ」と一発芸を頼んでくることもあります。
「上手な対応の仕方が分からない…」という人は、こちらの記事を参考にして、お客さんからの要望に応えられるようにしておきましょう!
キャバクラのよくある「無茶振り」についてはこちらをCheck!!▼
常にキャストのハンドサインに注意する
キャバクラボーイは、キャストのハンドサインを読み取って行動します。
キャストは基本「お願いします」と言ってボーイを呼びますが、キャバクラの店内が騒がしいと聞こえにくいこともあります。しかし、キャストの声に気付けないとキャストの接客に影響が出てしまうため、すぐにハンドサインに反応できるよう、他の仕事をしながらでもキャストの方を意識することが大切です。
キャバクラで使われる「ハンドサイン」について詳しくはコチラの記事をCheck!!▼
接客マニュアル③【お会計〜お見送り】
最後に、お会計からお見送りまでの流れを見ていきましょう!
キャッシャーにチェック(お会計)を伝える
お客さんの会計時は、まずキャストが「お会計お願いします」とボーイにハンドサインで伝えます。
延長交渉をする場合は、このタイミングで「延長いかかですか?」と声をかけるのがベストです。
しかし、お客さんが延長を希望しないのであれば、キャッシャーに「〇卓、チェックです」と伝え、会計金額を書いた紙をお客さんの元へ持っていき、その場で金額を受け取り会計となります。
代金を受け取り清算
代金は、キャストがお客さんから一度預かってボーイに渡す場合と、直接ボーイが受け取る場合の2パターンに分かれます。
お客さんから直接代金を受け取る場合は、失礼にあたらないよう、必ず両手で受け取るようにしましょう。
お客さんのお見送りをする
お客さんが席を立ったら、お客さんはフロアの中央、隣にキャストを歩かせ、ボーイが先頭に立って誘導します。
出入口で入店時に預かっていた上着や手荷物を渡したら、「ありがとうございました!またお待ちしております!」と笑顔でお見送りしましょう。
お客さんの姿が見えなくなったら、ボーイはお客さんが座っていた卓を素早く片付け、他の業務へと移ります。
接客マニュアルを覚えてボーイデビュー!
「キャバクラの接客マニュアル」はいかがでしたか?ボーイの接客の一連の流れが把握できたのではないでしょうか。
マニュアルでしっかりとキャバクラボーイの接客方法を理解したあなた、自信を持ってキャバクラボーイとしてデビューしましょう!
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