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黒服が注意すべきタブーとは?知らないと罰金や解雇も!

右ななめ上を見つめる黒いスーツを着ている日本人の若い男性

「キャバクラや夜のお店で働くときに注意することはある?」
「黒服が絶対やってはいけないタブーは?」

黒服で働いたことがない、働き始めたばかりという皆さんは、実際にどんなタブーがあるのかよく分かりませんよね。何も知らずにタブーを破ってしまって手痛いペナルティを受けるのだけは、避けたいところでしょう。 

働く前に黒服のタブーをしておくことで、無知による罰金や解雇などの思わぬペナルティを受けずに済みます。

そこでこの記事では、黒服が未経験もしくは働き始めたばかりの皆さんに向けて、黒服のタブーやペナルティを詳しく解説します。

目次

黒服にとってのタブーとは?絶対NGな7つの行動!

黒服のタブーのうち、絶対にNGとなる7つの行動を紹介します。

キャストとの交際(風紀)

黒服の最大のタブーは、キャストとの交際(風紀)です。黒服とキャストの恋愛は、お店の商品に手を出すことと同様になり、厳しい罰則があります。

黒服とキャストの風紀については、法律で罰せられるものではありませんが、重いペナルティが課せられます。具体的には、罰金を支払ったうえで退職することになるなどです。 

また、風紀によって、接客品質の低下につながることも、店舗にとって大きなデメリットといえます。風紀が発覚すると店舗内の人間関係を乱すだけでなく、お客さんの顔をつぶしてしまうからです。

お客さんは、お目当てのキャストと楽しい時間を過ごすためにお金を出してくれることを忘れてはいけません。

風紀をすれば、お客さんが二度と足を運んでくれないどころか、店舗の信用を大きく落とし、さらなる損害につながることもあります。

遅刻・無断欠勤

黒服のタブーとして、遅刻や無断欠勤も挙げられます。

黒服は、勤務時間が比較的自由に選べるイメージがありますが、遅刻や無断欠勤は、店内の秩序を大幅に乱すため、厳しく処罰されます。

店舗にもよりますが、遅刻や無断欠勤によって労働しなかった分が無給になるのはもちろん、ペナルティとして罰金を支払うことになるのが一般的です。時間にルーズな人材は、黒服には向かないといえます。

突然辞める(飛ぶ)

突然辞める(飛ぶ)ことも、黒服のタブーの一つです。突然辞めることは、社会人としてあり得ないことなので、絶対にやってはいけません。

黒服が飛んでしまうと、当日の店舗運営が困難になり、大きな迷惑をかけてしまうことが主な理由です。

少人数で回している店舗の場合は、営業時間の短縮や臨時休業をせざるをえないこともあるでしょう。そのため、辞めた後にも、損害賠償(罰金)を請求されることがあります。

キャストや同僚の個人情報の流出

黒服は、仕事柄、キャストや同僚の個人情報に触れることが多くなります。

キャストや同僚と親しくなれば、どこに住んでいるか、家族構成はどうかといったことを話したり、恋愛相談などを受けたりすることもあるでしょう。

しかし、うっかり口がすべって個人情報を周囲に漏らしてしまえば、キャストや同僚に大きな迷惑がかかるだけでなく、店舗の信用も大幅に下がります。

たとえば、キャストの個人情報をお客様に流出したことで、キャストがストーカーされた、太客が来店しなくなったなどがあれば、重いペナルティが与えられることでしょう。

キャッチや客引き

いわゆるキャッチや客引きをすることは、風営法や迷惑防止条例で禁止されています。もしも、取り締まりに遭って違反が見つかると、店舗に罰金や営業停止の処分が下され、大きな損害につながります。

そのため、店舗から、「キャッチや客引きは絶対にやるな」とクギを刺されるのです。もしも、隠れてやっていたことが発覚したら、ペナルティの対象になり厳しい処罰が下されます。

キャストの引き抜きや勧誘

他店舗からのキャストの引き抜きや勧誘は、業界内でタブーになっているため、発覚するとペナルティが与えられます。

優秀なキャストを引き抜くことができても、信頼できない店舗というレッテルが貼られるため、店舗の評判がガタ落ちになります。

すると、キャストの新規募集にも影響が出るなど、トータルで見れば店舗の損失につながるため、重いペナルティが下されるのです。

裏引き

黒服は、「裏引き」も重大なタブーとされます。裏引きとは、店舗を通さずにお客様から直接お金を受け取ることです。

黒服に裏引きをされてしまえば、店舗の売り上げが大きく下がってしまいます。また、横領や脱税行為にもつながることからも、厳しく処罰されるのです。

加えて、今まで裏引きしていた金額が追及され、店舗への返却を要求されるでしょう。

黒服がタブーを破った場合のペナルティは?

黒服のタブーを破ったらどんなペナルティがあるか、具体的に見ていきましょう。

罰金

黒服のペナルティで最もよくあるのが、罰金です。罰金は、タブーの種類やレベルに応じて、金額が異なります。

タブーの種類金額の目安
遅刻10分1,000円~
30分5,000円~
無断欠勤(1日)1万~2万円
風紀50万~100万円

罰金を支払うと、せっかく稼いだ給料が目減りしてしまいます。しかも、支払えばそれで終わりということではありません。

今回は罰金で済んでも、次回以降はより重大なペナルティにつながることもあるので注意してください。なお、風紀の場合は、罰金+解雇といった重い処分になることが多くなります。

降格・異動

黒服がタブーを破ると、降格になったり系列店への異動になったりすることも多く見られます。

降格は、責任のある立場を任されないと判断された場合に下されます。役職付きの黒服がタブーを破ると、降格処分になって役職なしになるといった感じです。

また、系列店への異動の場合、降格を免れても給料が大幅に下がり、悪い評判も付くため、厳しい職場環境になります。

解雇

黒服が受けるペナルティのうち、最も重いケースが、解雇です。たとえば、風紀をしてしまったなど、重大なタブーを破った場合は、一発で解雇となることがあります。

また、遅刻や無断欠勤などでたびたび罰金になっても本人に改善の意思が見られない場合なども、解雇の対象になるでしょう。

解雇は、同時に既定の罰金を支払うケースが多いだけでなく、業界内のブラックリストに載る恐れもあり、今後他店でも働きにくくなります。

まとめ

黒服のタブーを事前に知っておくことで、罰金や解雇などのペナルティを受けずに済み、長く働き続けられます。

また職場のルールを守って働くことで、キャストや同僚とよい関係を築けるため、楽しく働けるのもメリットです。さらに、タブーを破らないことで、上司からの信用度も増し、昇級や給料アップにもつながるかもしれません

店舗は違っても基本となるタブーは同様ですが、ペナルティの内容や重さは店舗ごとに違うので注意しましょう。

黒服で初めて働く場合は、体入(体験入店)してみることが一番です。体入することで、店舗の雰囲気や働き方が自分に合うか確かめることができ、安心して働き始められます。

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