バーテンダーの服装といえば、スーツ、または白のシャツに黒のベスト・ズボン(スラックス)を身に着けるのが一般的です。
キャバクラなど夜のお店で働くバーテンダーも同様で、きらびやかな店舗において、シックでスマートな服装と着こなしが求められます。
これからバーテンダーとして働く上で、制服(ユニフォーム)が借りられるのか、自分で用意するのかは重要なポイントですよね。
また、キャバクラのバーテンダーの場合、髪型や髪色、ピアスや指輪などのアクセサリーの規定が違うのか気になるところでしょう。
当記事では、キャバクラやナイトワークのバーテンダーの服装について解説していきます。バイトで働く時の服装だけでなく、面接時の服装についても記載するので、これからバーテンダーの求人に応募する方は参考にしてください。
- バーテンダーの服装は、白いワイシャツ、黒いベストとズボン、腰にサロン、蝶ネクタイが一般的
- 制服(ユニフォーム)や指定の用品がある場合は店舗から借りられる
- スーツをレンタルするか、自分で購入して着用するのも可能
- アクセサリーは雑菌や異物混入の原因になるので基本NG
- 「メンズ体入」では未経験者OK&制服レンタルの店舗も多く掲載されています。ぜひ、「メンズ体入」で自分に合ったキャバクラを探してみてくださいね!
キャバクラの「バーテンダー」はどんな服装をするのが一般的?
キャバクラのバーテンダーは、白いワイシャツに黒いベストとズボン(スラックス)を着用して、腰にサロンエプロンを巻き、蝶ネクタイをつけて働くのが一般的なスタイルです。
サロンエプロンとは、胸を覆う部分がなく、腰から下をカバーするエプロンのことです。
ソムリエエプロン、ギャルソンエプロンとも呼ばれ、バーテンダーだけでなくカフェなどの飲食店のスタッフが着用することも多くあります。
なお、キャバクラのコンセプトによって、バーテンダーの服装は多少変わることがあります。
たとえば、蝶ネクタイの代わりにレギュラータイ(通常のネクタイ)を着用、高級店であればジャケットもセットで着用、などです。
詳しい服装の規定は、応募時や面接時に店舗に直接確認しておくとよいでしょう。
キャバクラ以外の「バーテンダー」の服装は?違いはある?
同じバーテンダーであっても、働く場所や店舗によって服装には違いがあります。
場所 | 服装 |
一般的なバー | 白いワイシャツ・黒いベストとズボン・サロンエプロン・蝶ネクタイなど、キャバクラのバーテンダーと同じ |
カジュアルなバー | キャバクラのバーテンダーと同じか、私服にサロンエプロンでも可能なこともある |
ホテルなどの敷居の高いバー | スーツが主流でジャケット着用が多い |
バー以外(イベント会場等) | 私服にエプロンなど |
店舗の客層によって、バーテンダーに求められる服装は変わります。高級店であるほどフォーマルな服装となりますが、イベントやライブ会場などのバーテンダーはカジュアルな服装でも問題ありません。
「フォーマルな服装でバーテンダーらしく働きたい」「カジュアルな服装で気楽に働きたい」といったような、自分の希望を加味して働く店舗を探すのも良いでしょう。
キャバクラの「バーテンダー」がお店から借りられるものはある?
バーテンダー用の制服(ユニフォーム)がある場合、店舗から借りられます。
また、サロンエプロンや蝶ネクタイなどのバーテンダー特有のものは、店舗から借りられることがほとんどです。
もし現在、バーテンダーとして働く上で必要なシャツやズボンを持っていなかったとしても、レンタルスーツの利用も可能です。
キャバクラでは女性キャストのためにレンタルドレスを用意しているところが多く、男性スタッフである黒服やバーテンダー向けのレンタルサービスもあるからです。
なお、制服(ユニフォーム)を借りる場合、毎月の給料からクリーニング費用が差し引かれることや、退職時に自分でクリーニングに出してから返却が必要なキャバクラもあります。
もちろん「クリーニング代は無料」というキャバクラもあるので、面接に応募する際に確認しておくとよいでしょう。
キャバクラの「バーテンダー」が自分で用意すべきものって何?
制服(ユニフォーム)がないキャバクラでバーテンダーとして働く場合、勤務時の服装として、ワイシャツ・ベスト・ズボンなどを自分で用意しなければなりません。
柄物は避け、落ち着いた印象を与える「黒の無地」のものを選びましょう。
高級品である必要はなく、シワ・シミ・汚れのない清潔な服装を心がけてください。
用意するもの | 服装の注意事項 |
ワイシャツ | 白または黒の無地 |
ベスト | 袖のないカマーベストまたはジレ |
蝶ネクタイ | 大きすぎないもの |
ベルト | サスペンダーでも可能 |
ズボン | 伸縮性があり動きやすい生地 |
サロンエプロン | 膝より下までの長さがあるロング丈 |
革靴 | クッション性があり歩きやすいラバーソール(ゴム底)がおすすめ |
ワイシャツやズボンは、学校や会社で着ているものを流用しても構いません。
ただし、バーテンダーはドリンクを作る以外にも、キャバクラによってはお酒に合う簡単なおつまみの調理も仕事に含まれます。
洗い物を担当することもあるので、汚れやにおいがついたりすることには注意しましょう。
キャバクラの「バーテンダー」が「身だしなみ」で注意すべきポイント4つ!
バーテンダーはあくまでお客様と対面しながらお酒の提供や接客をする仕事。
最低限、守るべき身だしなみがあるので気をつけましょう。
実際に働く上で注意しなければならない点、そして面接時の注意点も解説していきます。
服装は清潔感が第一
キャバクラのバーテンダーは、清潔感が何よりも重要な仕事です。
なぜなら、カウンター席があるキャバクラではお客様の目の前でバーテンダーがカクテルなどのお酒を作るからです。
お客様はキャバ嬢だけではなく、バーテンダーのこともよく見ています。
「不衛生」「だらしがない人を雇っている」といったようにお店の印象を悪くしないためにも、制服はこまめに洗濯し、常にシワや汚れのないものを着用しましょう。
バーテンダーの面接時の服装は?
バーテンダーの面接でも服装は重要なポイントとなります。
「バイトなので面接は私服で良い」と言われた場合でも、派手な私服は避け、シンプルで落ち着いた印象を与える清潔感のある服装をしてください。
キャバクラのような夜のお店は、女性キャストがメインであり、黒服やバーテンダーなどの男性スタッフは裏方作業に徹します。
面接時に派手な服装をしていると「目立ちたがり屋」と思われたり、清潔感のない服装だと「この人は真面目に仕事をしてくれるのか」と不安に思われたりして、それだけで採用を見送られることもあるので注意しましょう。
髪型自由でも長い髪は結ぶかまとめる
キャバクラによっては「髪型自由」で働けるお店もありますが、バーテンダーの場合、衛生的な観点から長い髪をそのままにして働くことはNGです。
長い髪は気付かないうちにグラスに髪の毛が入ったり触れたりして、お客様からクレームを受ける原因になるからです。
そのため、髪が長い人は後ろで一つに結ぶ、垂れないようにまとめる、といった工夫が必要になります。
キャバクラなど夜のお店は、老舗のバーよりも「髪型自由」「髪色自由」の求人が多いですが、働くときには最低限のマナーを守りましょう。
バーテンダーの面接時の髪型は?
やはり面接時であっても、長い髪は結ぶべきです。
バーテンダーはお客様が直接口にするカクテルを提供するので、「普段から衛生面に気をつけている」というアピールになるからです。
バーテンダーの髪色は?
一般的なバーテンダーの髪色は黒が望ましいとされます。
しかし、キャバクラのバーテンダーの場合、ホテルに併設されたバーラウンジや格式高いバーと比較すると、比較的制限がゆるやかです。
「髪色は黒でなければ絶対にダメ」という店舗もありますが、「茶髪なら可能」といった店舗もあるので、気になる人はキャバクラの求人欄をチェックしてみてください。
ヒゲはきちんと剃る・爪は短く切る
キャバクラにもよりますが、バーテンダーの場合、「きちんと整えられていればファッションとしてヒゲも可能」という店舗はあります。
しかし、お客様に不衛生な印象を与えないよう、ファッションとして意識していなければ剃ってしまうか、出勤時にはヒゲの手入れを怠らないようにしましょう。
また、キャバクラのバーテンダーは爪の長さにも気を付けなくてはいけません。
キャバクラのバーテンダーはお酒以外にも、果物などの食品を扱います。
爪の裏には雑菌が溜まりやすいので、爪が伸びていると不衛生です。さらに、ボトルの開封時に爪が折れてしまうこともあり危険です。
長い爪は様々なリスクを伴うため、定期的に切るように心がけましょう。
バーテンダーの面接でもヒゲや爪はチェックされる?
バイトの面接だからといって身だしなみをおろそかにしていると、「やる気が感じられない」と判断されて面接に落ちます。
とくにバーテンダーはカクテルを作る際にお客様が手元に注目するので、爪を伸ばしっぱなしにせず、短く切り揃えておきましょう。
なお、トップコートなどで爪の艶出しや補強をする以外は、キャバクラのバーテンダーはネイルNGであることが多いです。
アクセサリーや時計はつけない
キャバクラのバーテンダーとして働く際、ピアスや指輪などのアクセサリーは多くのお店で禁止されています。ピアスは異物混入の原因となり、指輪は雑菌の繁殖の原因になるからです。
また、時計もアクセサリーの一種としてみなして、バーテンダーの着用を禁止しているキャバクラも多いです。
キャバクラはお客様がお酒を飲みながら女性キャストとの会話を楽しむ場所で、バーテンダーの役割は美味しいお酒を作ることです。
そのため、「シェイキングの際に何か光っている…」といったような、目立つ要因となるものは排除したいと考える店舗が多いようです。
まとめ
キャバクラのバーテンダーは、制服を丸々一式購入する必要はほとんどありません。
自分で用意しなければいけないものは、シャツやズボンなど、新しく購入する必要がないものばかり。
今回ご紹介したような身だしなみのポイントにさえ注意すれば、すぐに始めやすい仕事なんです。
さらに「制服貸与」のキャバクラなら、誰でも安心してバーテンダーの仕事をできますよね!
事前準備がほとんど必要ないキャバクラも「メンズ体入」には多数掲載されています。ぜひ、「メンズ体入」で自分に合ったキャバクラを探してみてくださいね!