キャバクラとクラブの違いが良く分からない…という方も多いのではないでしょうか？
そんな方の為に、本記事ではキャバクラのボーイとクラブのボーイの役割や稼ぎ方について、詳しく解説します！
「ボーイの仕事を始めたいけど、キャバクラとクラブでは一体何が違うの？」という人も、この記事を読めば2つの違いをしっかり理解することができますよ。
是非参考にしてください。
「キャバクラ」と「クラブ」の違い
まずは、「キャバクラ」と「クラブ」の基本的な違いからご紹介しましょう。
システムの違い
キャバクラのシステムは時間制で、「1セット〇円」という料金設定になっています。
セット料金には飲み放題のボトルも含まれていますが、お客さんがキャストにドリンクをあげたり、カラオケを使用する場合は、オプション料金として加算されていきます。
また、キャバクラでは一人のお客さんに対し、一人のキャストが付いて会話をします。
一方クラブの料金システムは「席料〇円」に飲食代などが加算されていく仕組みで、お客さんのお酒は席料と別にボトルを入れてもらいます。
さらに、クラブでは一人のお客さんの周りを複数のホステスが囲んで接客をするスタイルです。
ママがいるかどうかの違い
クラブにはお店の要である「ママ」がお店を運営する中心となります。また、ホステスやボーイの教育・管理も行います。そのため、お店のホステスやボーイのレベルの高さは、ママの手腕にかかっていると言っても過言ではありません。
キャバクラでは、ボーイがお店の運営や、キャストの教育・管理を行います。ある程度キャリアを積むと、一人のキャストの「担当」として教育・管理を任せられるお店も多くあります。担当制のキャバクラでは、ボーイとキャスト同士の信頼関係が教育や管理をする上での要となります。
働く女性の違い
キャバクラには18歳～20代前半の女性が多く在籍しています。キャバクラで働くキャストのことを「キャバ嬢」と呼び、基本的にドレスを着て接客します。
キャバ嬢はお客さんに話を振りつつ、一緒にお酒を飲んで盛り上がるような、明るい雰囲気の子が多いです。
一方クラブの「ホステス」は、20代後半～30代の女性が中心で、着物やスーツを着て働いていることが多いです。
ホステスの中には、キャバクラからクラブに移ってきた子も多数在籍しています。また、ホステスにはお客さんがリラックスして話をしやすい聞き上手な子が多く、知的で落ち着いた雰囲気の女性がほとんどです。
客層の違い
キャバクラは常連から新規まで、毎日様々なお客さんが訪れます。
クラブよりも料金設定がリーズナブルなので、年齢を問わずサラリーマンが多く来店します。
一方クラブは経営者や政治家など、社会的地位の高い人が多く来店するため、普段の生活では考えられないような出会いも多くあります。
また、基本的にクラブは会員制なので、キャバクラに比べてお客さんと親密な関係になりやすい環境です。
ボーイの役割は「キャバクラ」と「クラブ」でどう違う？
では、ここからいよいよ「キャバクラ」と「クラブ」でのボーイの役割の違いについて説明していきます！
キャバクラでのボーイの役割
ホール業務
キャバクラボーイのホール業務とは、店内の掃除や必要な物品の買い出し、キャスト用のドリンク作成など多岐に渡ります。
特に営業中はオーダー漏れなどのミスがないよう、ボーイ同士でコミュニケーションをとりあい、スムーズにお店が回るようにします。
また、キャバクラではキャストに対して「バック」というシステムが存在し、ドリンクバックや指名バック、同伴バックなど様々な種類があります。
キャバクラで働くボーイは、どのキャストに何のバックが入ったのかを正確に記録していきます。
キャストの付け回し
キャバクラでは通常15～20分ごとにキャストが入れ替わります。これを「付け回し」といい、主に歴の長いボーイが誰をどこに付けるかを決めます。
付け回しはお客さんの好みを見極めながら行うことが重要なため、付け回しをするボーイは、キャストとお客さんを繋げる「キューピット的存在」と言えます。
キャストの教育
キャストの教育もキャバクラボーイが行う仕事のひとつです。
ボーイは担当のキャストに対し、接客や営業などの面でアドバイスをして、担当のキャストが売上を上げられるように教育します。
また、担当のキャストが悩んでいたら相談に乗り、一緒に解決策を考えることもあります。
クラブでのボーイの役割
ホール業務
クラブではお客さんにその都度ボトルを入れてもらい、ボトルのラベルに名前を書いてお店で管理します。ボーイはお客さんの来店時にスムーズにボトルを取り出せるように、注意して管理を行います。
アフターの同行・プライベートでの付き合い
会員制のクラブで働くボーイは、お客さんとお店の絆を深めるための「仲介役」です。
お客さんに自分のお店をより気に入ってもらうため、キャバクラのボーイ以上にアフターの同行が多いことがほとんどです。
時にはお客さんにプライベートでゴルフなどに誘われることもあり、誘われたボーイはより親密な関係を作れるように働きかけます。
ボーイが稼げるのは「キャバクラ」と「クラブ」のどちら？
キャバクラや小箱のクラブのボーイの時給は約1000～1500円が一般的です。銀座や六本木などの高級クラブになると、時給2000円を越えるところも多数あります。
キャバクラはクラブに比べてスタート時給は低めですが、約半年間で未経験からマネージャーポジションなど、やる気次第でスピード出世が可能です。昇格の度に給料が大幅にアップするため、どんどん高収入を稼げるようになります。
一方でクラブにはママがいるため、キャバクラのようにハイスピードで出世することは難しいですが、未経験でも最初から高時給でスタート可能なお店が多いので、短期間で高収入を得ることが可能になります。
「キャバクラ」と「クラブ」自分に合ったお店でボーイになろう！
いかがでしたか？
これからボーイの仕事を始めようと考えている人も、事前に「キャバクラ」と「クラブ」のボーイの役割や稼ぎ方を把握しておけば、自分に合った環境で働くことができますよね！
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