「送迎ドライバーで働いてみたい」と考えている方は多いですが、その仕事がきついと言われる理由についても知りたいのではないでしょうか。
ラウンジやキャバクラなどの送迎ドライバーは、夜間~早朝にかけて、そして1日数時間から働くことができるため、会社員の副業として人気があります。
現在の収入だけでは満足できない、もっと稼ぎたいと考えている方にとって、非常に魅力的な副業バイトと言えるでしょう。
そこで、送迎ドライバーがきついと言われる理由や、楽しく稼ぐコツなどについて詳しく解説します。この記事は、送迎ドライバーとして働くことに興味がある方々に役立つ内容となっています。
送迎ドライバーがきついと言われる理由5選
まずは、実際にどんな理由で送迎ドライバーがきついと言われるかにスポットライトを当てていきましょう。
眠気との戦いになる
送迎ドライバーがきついと言われる理由として、第一に挙げられるのが、眠気との戦いになる点です。送迎ドライバーの勤務時間は、主に夜間~早朝になります。
特に、働き始めは、まだ夜間~早朝の勤務に体が慣れていないこともあり、眠気を感じることも多いでしょう。副業バイトの場合は、昼職の疲れが取れないまま働くことになるのも、眠気との戦いになりやすい理由です。
気遣いで疲れることがある
送迎ドライバーで働く場合、人によっては、キャストへの気遣いがきついと感じることがあります。送迎ドライバーはキャストが気持ちよく働き続けられるよう、通勤の負担を少なくするのが仕事です。
そのため、安全運転だけでなく、キャストへの気遣いが求められます。たとえば、若い女性に対する不快な言葉遣いや横柄な態度は許されないほか、車内の清掃や消臭などの対策も必要です。
送迎中にキャストの愚痴や悪口を聞かされる
送迎中にキャストからの愚痴や悪口をずっと聞かされることは、心理的に大変な負担となることがあります。退勤後のキャストは、仕事から解放されて本音を話すことが多いです。
このような状況で「うるさいな」と感じたり、「不愉快だからやめてほしい」と怒ってしまうと、キャストとスタッフ間でトラブルが生じる可能性があります。
そのため、ネガティブな発言を長時間我慢する必要があり、これが仕事の大変さにつながります。
「車持込み」がストレスになる
送迎ドライバーは、「車持込み」が基本になります。キャバクラやラウンジの多くは、送迎用の社用車を所有していないためです。
しかし、採用時に自分の車を仕事に使うことを承諾して働き始めても、徐々にストレスになってきついと感じることがあります。たとえば、キャストが車内を汚した、乗り降りが乱暴で車に傷が付いたなどのケースです。
こうしたトラブルがあった場合、すべて自分が対応する必要があることもストレスの原因になります。
自分の車を使わずに送迎ドライバーとして働けるかについて、以下の記事で詳しく解説しています。こちらもぜひご覧ください。
ガソリン代やメンテナンス費が自己負担なケースが多い
送迎ドライバーとして収入が高いとしても、ガソリン代やメンテナンス費用を自分で支払う必要があるため、手取り給与が減少してしまうことがあります。
一日の出費は少なく感じられるかもしれませんが、月単位で見ると大きな負担となります。
ただし、遠方のキャストを送迎する場合は、一定の補助が支給されることもありますので、その点を確認すると良いでしょう。
送迎ドライバーで楽しく働くコツ7つ
ここでは、送迎ドライバーで楽しく働くコツを7つ紹介するので、それぞれチェックしてみてください。
人間関係が円滑になるように気を配る
送迎ドライバーは、口がうまい必要はありませんが、最低限の人間関係が円滑になるように気を配る必要があります。
黒服やキャストなどとの人間関係が円滑になれば、仕事でのストレスを感じにくく、きつさが半減するでしょう。
人間関係を円滑にするコツは、相手の短所ばかりに目を向けないことです。意識して相手の長所に目を向けるようにすると、周囲とうまくやっていくことができ、送迎ドライバーの仕事もやりやすくなります。
ON・OFFの切り替えをきちんと行う
送迎ドライバーとして楽しく働くには、ON・OFFの切り替えをきちんと行うように意識しましょう。
仕事の悩みなどは、プライベートに持ち込まないことで、ON・OFFの切り替えがうまくいきリフレッシュできます。
『仕事は仕事』と割り切って働くことができれば、プライベートも存分に楽しめるため、ストレスがたまりにくくなります。
体調管理に気を付ける
送迎ドライバーは、体力勝負の仕事でもあるため、普段から体調管理をしっかり行うことが大切です。
体調不良のまま運転すると、事故につながって店舗やキャストに大きな迷惑がかかります。
仕事が終わったらすぐに帰宅し、十分に睡眠を取って体を休めましょう。暴飲暴食を避け、適度な運動を心がけることも、送迎ドライバーを長く楽しく続けるのに必要です。
運転しやすい送迎ルートを研究する
送迎ドライバーとして楽しく働くためには、運転しやすいルートを見つけることが一つの方法です。
何度か同じキャストを送迎するうちに、道順に慣れて効率的なルートが見えてくるでしょう。近道や早く到着できるルートを見つけることで、運転の楽しさが増し、仕事へのモチベーションも高まります。
さらに、キャストも早く帰宅できるため感謝されることが多く、これが仕事のやりがいにつながります。
お店の内部事情やキャストのプライベートな話題には立ち入らない
送迎ドライバーとしては、お店の内部事情やキャストの個人的な事情に深入りせず、適度な距離感を保つことが大切です。
送迎中は、仕事の愚痴やお店の悪口、お客様の個人情報、スタッフやキャストのうわさ話も耳にすることがあるかもしれません。
しかしこれらの情報は口外せず、プロフェッショナルな態度を保つことで、トラブルを避けることができ、信頼されるドライバーとして働きやすい環境が整います。
送迎中キャスト同士の会話が耳に入ることは避けられませんが、聞いた内容については決して他言しないようにしましょう。
“送り”だけの条件で働くこともおすすめ
送迎ドライバーがついと感じる場合は、キャストの迎えはしない“送り”だけの条件で働くのもおすすめです。送りだけなら、勤務時間が短くなるため仕事のきつさが軽減します。
ただし、迎えも送りも行う「送迎ドライバー」より勤務時間が短くなる分、給与が低めになることは理解しておきましょう。
なお、求人では「送りドライバー」と表記してあっても、実際には「送迎ドライバー」としての採用となることがあるため、応募する際に確認しておくとよいでしょう。
自分の希望条件にマッチした店舗で働く
自分の希望条件にマッチした店舗を選ぶと、仕事のストレスを感じにくく、送迎ドライバーとして楽しく働けます。
仕事で多少嫌なことがあっても、給与がよい、通いやすい立地、ちょうどよい勤務時間などの条件が整っていれば、割りきることができるからです。
ひとまず、未経験でも採用してくれる店舗で働き、徐々に給与や待遇がよい店舗へステップアップしていく方法もよいでしょう。
送迎ドライバーの経験者は多くの店舗で重宝されるため、好待遇での転職も夢ではありません。
送迎ドライバーが向いている人の特徴は?
送迎ドライバーは、人によって向き・不向きが分かれます。
一般的には、以下の特徴に当てはまる人が送迎ドライバーに向いているといえます。
- 車の運転が好きで、運転技術に自信がある
- 自分の車を仕事で使うことに抵抗がない。
- 夜型のライフスタイル
- 1日2~3時間、週1~3日などの勤務条件でも構わない
- 口が堅い
- 健康に問題がなく、体力もある
上記の特徴に多く当てはまるほど、送迎ドライバーに適性があるので、魅力的な求人があったらどんどん応募してみるとよいでしょう。
まとめ
一般的に送迎ドライバーはきついと言われがちですが、一方で楽しく働き続けている人がいるのも事実です。
送迎ドライバーとして楽しく働き、ずっと稼ぎ続けたいのなら、きついと言われる理由をきちんと理解して、自分なりに工夫してみることも必要でしょう。
ただし、人によって合う・合わないがあるため、実際に働いてみて判断することをおすすめします。たとえば、さまざまな求人から自分の希望条件にマッチする店舗を探すことで、きついと感じるリスクを減らせます。
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