キャバクラで働く男性ヘアメイクの皆さん、キャバ嬢との恋愛について気になっているのではないでしょうか?
実際、魅力的なキャバ嬢と近い距離で接する機会が多いため、恋愛感情が芽生えることもあるかもしれません。また、キャバ嬢から好意を持たれることもあるでしょう。
でも、プロのヘアメイクとしてキャリアを築いていくためには、キャバ嬢との恋愛は避けるべきです。なぜなら、それはお店のルールに反するだけでなく、あなたの評判やキャリアにも大きな影響を与える可能性があるからです。
この記事では、キャバクラで働く男性ヘアメイクとキャバ嬢の恋愛について、現実的な観点から詳しく解説していきます。
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結論:男性ヘアメイクとキャバ嬢は付き合えない!
キャバクラには「風紀」という重要なルールがあります。
これは一般的に「黒服とキャバ嬢の恋愛禁止」と思われがちですが、実は「お店の商品であるキャバ嬢と、同じお店で働く男性スタッフとの恋愛関係」を指します。つまり、ヘアメイクであっても例外ではありません。
このルールは、お店の秩序を守り、店内の環境を維持するために必要不可欠なものです。
そもそも、キャバ嬢は「お店の商品」であり、お客様に夢を売る存在です。同じ職場の男性スタッフと恋愛関係になることは、その商品価値を損なうことにもなりかねません。
派遣のヘアメイクならキャバ嬢と付き合える?
キャバクラで働くヘアメイクには、お店の専属ヘアメイクと、必要な時だけ呼ばれる派遣のヘアメイク(副業)の2つのパターンがあります。
派遣なら「お店の専属のヘアメイクではないから、キャバ嬢と付き合ってもいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、たとえ派遣であっても、定期的にお店に呼ばれる関係であれば、やはりキャバ嬢との恋愛はNGです。
理由は専属ヘアメイクの場合と同じで、「お店の商品であるキャバ嬢」と「お店に関わる男性ヘアメイク」という関係性が変わらないからです。
確かに、派遣のヘアメイクの場合は恋愛関係を隠しやすく、実際に付き合うケースもあるかもしれません。でも、もしそれがバレた場合、あなたは二度とそのお店で仕事ができなくなるでしょう。さらに、業界での評判も落としかねません。
プロのヘアメイクとして長く活躍していくためには、一時の感情に流されず、仕事上の信頼関係を築くことに専念すべきです。それが、結果的にあなたのキャリアを守ることになります。
男性ヘアメイクとキャバ嬢が恋愛関係に発展しにくい理由
ヘアメイクがキャバ嬢と内緒で付き合うケースはもちろんありますが、ほとんどの場合、恋愛に発展しにくいのが現状です。
キャバクラでのヘアメイクの仕事は、そもそもキャバ嬢と深い関係を築きにくい環境にあります。具体的にどういった理由で恋愛に発展しにくいのか、詳しく見ていきましょう。
キャバ嬢と接する時間が短いから
ヘアメイクの仕事は、1日に何人ものキャバ嬢のメイクを担当します。
1人あたりの施術時間は限られており、通常15〜30分程度。その短い時間で最高の仕上がりを目指すため、余計な会話をする余裕はありません。
また、キャバ嬢の出勤時間はバラバラなので、毎日同じキャバ嬢を担当するわけでもありません。このように、特定のキャバ嬢と親密になれるような時間的余裕がないのが現状です。
ヘアメイクは技術とスピード勝負だから
プロのヘアメイクとして求められるのは、短時間で最大限にキャバ嬢の魅力を引き出すこと。そのためには、その日の体調や気分を素早く察知し、ベストな仕上がりを提供する必要があります。
施術中は「今日はどんなメイクにしましょうか」「この色の方が良いですね」といった、仕事に関する会話が中心。恋愛に発展するような私的な会話をする時間も雰囲気もないのです。
キャバ嬢にとってヘアメイクの時間は指名を取るための準備時間だから
キャバ嬢にとって、メイクの時間は「今日も綺麗になって、たくさん指名を取る」ための大切な準備時間です。
そのため、彼女たちの意識は「今日はどんなメイクで、どんな髪型にしようか」「この衣装に合うメイクは?」といった、仕事のことで頭がいっぱい。
ヘアメイクにとっても、キャバ嬢にとっても、この時間は純粋に「仕事の時間」なのです。お互いプロフェッショナルとして、最高のパフォーマンスを目指すことに集中しているため、恋愛感情が芽生える余地はほとんどありません。
まとめ:キャバ嬢からラブコールもらえるヘアメイクを目指そう
目指すべきは、キャバ嬢から「このヘアメイクさんじゃないと嫌!」と指名される存在です。これは恋愛感情からではなく、純粋な技術力とセンスへの信頼からくる評価です。
一人のキャバ嬢と恋愛関係になるより、多くのキャバ嬢から信頼される存在になる方が、キャリアの面でもずっと価値があります。
ヘアメイクの本当の仕事は、単に髪型を整えたり、メイクを施すだけではありません。キャバ嬢たちの「今日も頑張ろう!」というモチベーションを上げることも大切な役割です。
「このメイクなら、今日も指名がたくさん取れそう!」と、彼女たちに自信を持たせられるような技術を磨いていきましょう。
下心は完全に封印して、プロのヘアメイクとしての道を突き進んでください。それが、結果的にあなたの成功につながるはずです。キャバクラ業界で長く活躍できるヘアメイクになれるかどうかは、この心構え次第なのです。