「夜職で働くメリット・デメリットって何？」
「昼職と夜職ってどっちが働きやすいの？」
夜職の仕事に興味があるけれど、未経験であるため、仕事を変えるのが不安な方もいるでしょう。また、夜職と昼職とではどちらが自分に向いているのかわからないと悩む方もいるはずです。
この記事では、夜職と昼職それぞれのメリット・デメリットを詳しく紹介します。自分に最適な職場を見つける参考にしてみてください。
昼職と夜職の違いとは？
まず、昼職と夜職は「働き方」「生活スタイル」といった点に違いがあります。大きな違いを3つのポイントに整理したので、自身の生活がどう変化するかチェックしてください。
勤務形態が昼夜逆転する
昼職から夜職になると、昼夜逆転の生活になります。
昼職の勤務時間帯は朝～夕方である一方、夜職は夜～朝に仕事をします。
夜職の場合、夜間帯に出勤して明け方まで働く生活になるので、起床・就寝の時間はもちろん、プライベートも含め夜型の生活になると覚えておきましょう。
収入に大きな差が生まれる
昼職と夜職は、給与面にも大きな違いが生まれます。
基本的に夜職のほうが時給が高く、昼職よりも稼ぎやすいのが特徴です。昼職が時給900〜1,200円程度であることに対し、夜職は時給1,500〜2,000円程度の求人が見つかります。
また昼職は以下の条件によって、給料が変動するのが一般的です。
- 最終学歴
- 勤続年数
- 保有する資格
- これまでの経験
対して夜職は、実力主義の世界であるため、学歴や経歴に関係なく、努力次第で高額のインセンティブも狙え、働けば働くほど稼げます。中には年収1,000万円を超えるプレイヤーもいるため、高収入を目指したい人におすすめです。
ただし、昼職は給与体制が安定している一方で、夜職は収入が不安定になりがちです。収入面は「昼職＜夜職」ですが、安定性は「昼職＞夜職」なので注意しましょう。
福利厚生の充実度が異なる
昼職・夜職は、福利厚生（従業員の生活に対するフォロー）の充実度が異なります。
まず昼職で働く場合には、次のような福利厚生を利用できるのが特徴です。
- 社会保険・厚生年金
- 特別休暇の提供
- 手当
昼職の福利厚生の代表的なものとして、夏季休暇や年末年始休暇、資格手当があります。毎年安定した休暇日数を確保できるのはもちろん、給与のベースアップに役立つ制度を用意してあるのが一般的です。
対して夜職は、場合により社会保険や厚生年金の対象外になるなど、福利厚生が限られることがあります。勤務先によって福利厚生の条件が異なるため、事前に規定を確認してください。
昼職で働くメリット・デメリット
昼職・夜職を比較する参考として、まずは昼職で働くメリット・デメリットを3つずつまとめました。
メリット①雇用形態の安定・福利厚生の充実
昼職の正社員は、月収〇〇円というように毎月安定した給与をもらえます。また労働基準法により深夜22時以降の残業には、基礎賃金の25％以上の深夜手当がつきます。
さらに会社によっては、年1～2回のボーナスや特別休暇があるなど、安定して働ける職場環境が整っています。夜職ほど急激に給与が変動することも少ないため、会社経営が続く限り、安定した収入を維持できるのが魅力です。
メリット②昼間のサービスを気軽に利用できる
昼職に従事すれば、世間で提供されている一般的なサービスのほとんどを利用できるのがメリットです。参考として、昼職が利用しやすいお店・サービスをまとめました。
- 商業施設
- 病院
- 行政サービス
日常的な買い物ができる施設はもちろん、病院、行政サービスのほとんどは、朝に始まり、夕方〜夜に閉まるのが特徴です。平日はもちろん、会社が休みの日も生活スタイルを変えることなく利用し続けられます。
メリット③社会的な信頼を得られる
昼職は、人やサービスから社会的な信頼を得られるのがメリットです。特に以下に示すシーンでは、社会的な信頼が欠かせません。
- 家を買うために「住宅ローン」組むとき
- 自動車を買うために「自動車ローン」組むとき
- 将来のために「生命保険」に加入するとき
どれも快適な社会生活を送るうえで欠かせない信頼です。ローンを組みたい、保険に加入したいと考えている人は、昼職のほうがスムーズに手続きしやすいと覚えておきましょう。
デメリット①仕事によっては低収入が続きやすい
昼職の仕事は安定性が高い一方で、低収入の仕事が多いことに気を付けなければなりません。例えば、最低賃金で働かせられる仕事が多いほか、残業時間が多いブラック企業も見つかります。
国税庁の「民間給与実態統計調査 」によると、給与をもらっている会社員のうち年収500万円を超えるのは人口の3割程度であり、残り7割の国民は年収500万円以下です。また日本の平均年収が458万円程度であることも含め、低収入に悩まされている人が多いことに注意してください。
デメリット②身だしなみに制限がある
昼職では、スーツや作業服で仕事をするほか、頭髪・身だしなみのルールが厳しく定められているため、仕事に息苦しさを感じてしまう場合があります。
例えば「髪の毛を染めてはいけない」「髪を短くしなければならない」「肌着の色は白か黒」などのルールが設けられた昼職の仕事も多いです。私服で働きたい、身だしなみのルールにストレスを感じるという人は、昼職を続けるのが辛く感じるかもしれません。
デメリット③ルーティンな生活に疲れを感じやすい
昼職は、働く時間が明確に決められているほか、日常的な業務がルール化されているため、ルーティンな生活に疲れを感じる人もいます。
毎日同じ作業を繰り返す仕事も多いので「いろんな仕事にチャレンジしたい」「おもしろい仕事をしたい」という人は、昼職に疲れてしまうかもしれません。
夜職で働くメリット・デメリット
夜職に興味がある人向けに、ナイトワークを始めるメリット・デメリットをまとめました。
メリット①高収入を目指しやすい
夜職は総じて高時給であるため、昼職よりも高収入を目指しやすいのがメリットです。頑張った分だけ稼げるので、昼職よりも稼ぎたいという人におすすめします。
また夜職では、成果や評価に応じてインセンティブをもらえるのが魅力です。短期間で貯金を貯められることはもちろん、「自分のお店を持つ」といった開業資金を貯めることも難しくはありません。
さらに働き方次第で、年収1,000万プレイヤーを目指せる可能性もあります。昼職の低収入にお悩みなら、夜職に転職してみるのが良いでしょう。
メリット②自分で生活スタイルを決めやすい
夜職では、シフト制が採用された仕事が多いため、次のような要望を通しやすいのがメリットです。
- 〇時～〇時まで働きたい
- 明日休みたい
- 長期旅行をしたい
例えば、副業として夜職を始める場合、昼職に影響しない時間帯だけ働けます。また、事前にスケジュールを伝えておけば、月ごとに休日を決めて起きやすいのが魅力です。
働きたい日だけ働く、休みたい日はがっつり休むといった生活スタイルも可能ですので、勤務時間に縛られたくない方は、夜職への就職・転職を検討してみることをおすすめします。
メリット③新たな人脈を獲得できる
夜職の仕事に就けば、今まで関わることのなかった人と新たな関係を構築できるのがメリットです。
夜の世界には自分でビジネスを行う人が大勢いるほか、上司～部下の風通しが良い職場が多いため、昼職よりも横のつながりを広げられます。また新たなビジネスチャンスの話が転がり込むこともあるので、夜の世界で成功したい、いろんな人脈を作って楽しく働きたいという人に最適です。
デメリット①昼夜逆転の生活に疲弊しやすい
昼職から夜職の仕事に変えたとき、生活リズムの変化に慣れず、昼夜逆転の生活に疲れてしまうかもしれません。
今までの生活ががらりと変化するため、仕事を変えたばかりの頃は疲れの取れにくい日々が続きます。中には精神的なストレスを感じる人もいるので、事前にストレス解消の対策や、適度な休息を取るなど、健康対策をとっておくのがおすすめです。
また夜職を継続すれば、いずれ生活リズムが夜型に整います。仕事を変えた初期だけ辛く感じる人も多いので、夜職を始める前に心構えをつけておきましょう。
デメリット②人間関係のために出費がかさむ
夜職は上下のつながりのほか、横とのつながりが広がりやすい分、外食費などの出費がかさむことに気を付けなければなりません。参考として、夜職で出費のかかりやすいポイントを整理しました。
- 付き合いのせいで食費・お酒代が高くなりやすい
- 同僚や上司、キャストの誕生日プレゼントやお祝い費用がかかる
- 話題のためにブランド品を購入しなければならない
- 部下ができると食事をおごる機会が増える
もし余計な出費を減らしたいのなら、財布のひもを締めて、無駄な出費を減らすことをおすすめします。夜職で働く人は金銭感覚が狂いやすいので、家計管理を徹底することが重要です。
デメリット③夜職から抜け出しにくくなる
夜職の仕事を続けている人の中には「いずれ昼職に戻る予定だ」という人もいるでしょう。しかし、夜職の仕事が長くなると年齢や収入面の影響を受けて、昼職に戻るのが難しいと感じるかもしれません。
例えば、昼職の正社員に戻るためには、何かしらのスキルや実績が必要です。ただ夜職で学んだ知識や技術を活かせない仕事も多いため、高齢になるほど転職が難しくなります。
また、夜職の収入が当たり前になると、昼職の給与に不満を感じやすくなるかもしれません。想像しているよりも収入が下がってしまうため、また夜職に戻るという方もいます。
もし昼職での仕事が難しいと感じたのなら、黒服やボーイなど、年齢を問わず働きやすい仕事を選ぶのがおすすめです。黒服・ボーイの中には正社員として働ける求人もあるので、社会的な信頼を獲得しつつ、夜職として働き続けられます。
昼職と夜職どっちで働くほうがいいの？
昼職・夜職には、それぞれメリット・デメリットがあるため、どちらの世界で働くべきか悩んでいる人も多いでしょう。
参考として、昼職・夜職がおすすめな人の特徴をまとめました。自分がどちらの世界で働くべきか考える参考にしてください。
安定をお求めなら昼職がおすすめ
「毎月安定した収入を得たい」「住宅ローンや生命保険に加入したい」というように生活の安定を求めているのなら、福利厚生や社会的な信頼が整っている昼職をおすすめします。
確かに収入面には劣る昼職ですが、能力やスキルを問わず一定金額以上の給料をもらえるのが魅力です。また会社によってはボーナスや住宅手当などがあるため、経験や資格が増えれば日本の平均年収以上に稼げる場合もあります。
ただし「ルールに縛られたくない」「高収入を稼ぎたい」「自分の生活スタイルを優先したい」という方には、昼職をおすすめしません。仕事を見つけても、ルーティン作業や収入の低さが嫌になる恐れがあると覚えておきましょう。
高収入や自由をお求めなら夜職がおすすめ
「年収1,000万円プレイヤーになりたい」「自分の好きな時間に働きたい」というように、収入の高さや自由を求めているのなら、インセンティブがあり仕事の融通が利きやすい夜職を選ぶのがおすすめです。
もちろん夜の時間帯に働くという大変さはありますが、その分収入として返ってきます。昼職より短期高収入であるだけでなく、横のつながりができて新たなビジネスチャンスが生まれるかもしれません。
また夜職には「福利厚生が充実した仕事に就きたい」「安定を確保したい」という方に最適な黒服・ボーイといった仕事があります。夜職でも安定しやすい仕事が見つかるので、まずは気になる夜職の求人がないかチェックしてはいかがでしょうか。
高収入な夜職の求人をお探しならメンズ体入をチェック
高収入・自由という条件で仕事を探している人におすすめなのが、時給が高くインセンティブをもらえる夜職です。仕事の時間に融通が利きやすいことも含めて、自分に合う働き方ができます。
もちろん夜職には、メリットだけでなく昼夜逆転といったデメリットがあるのも事実です。それを踏まえたうえで夜職に魅力を感じているのなら「メンズ体入」で夜職の求人を探してください。正社員を目指せる夜職の求人はもちろん、副業に最適な仕事が見つかります。
